当ページ/サイトの利用条件はココをクリック。
Terms and Conditions for the use of this Page or Site.
Susumu Hirano
Professor, Graduate School of Policy Studies,
Chuo University (Tokyo, JAPAN)
Member of the NY State Bar (The United States
of America)
Copyright (c) 1999-2004 by Susumu Hirano.
All rights reserved. 但し当ウエブページの筆者の氏名&出典を明示して使用することは許諾します。 もっとも何時にても作成者の裁量によって許諾を撤回することができることとします。詳しくは当ページ頭部の「利用条件」(Tems
and Conditions)をご覧の上、その利用条件に同意なされる場合には、このページの画面を下にスクロールして内容をご覧になることを許諾致します。当ページの内容をご覧になることが、前述の利用条件に同意なされた意思表示であるとみなさせていただきます。
当サイトは小説家・米国弁護士のジョン・グリシャムの作品の研究、批評、およびそれを通じた法律学の研究・教育用サイトです。
Up-loaded on June 15, 2000.
Revised on June 30_, 2000
あらすじ、「レインメーカーの研究」からの続き
未校閲
さらにこのクリスマス休暇を利用してベイラーは、グレート・ベネフィット社と訴訟した経験のある4名の弁護士のところへ情報収集に行った。4人目の弁護士クーパー・ジャックソンは、多額の賠償金を得たとi云われている男であるが、示談内容等については口外しない旨の守秘契約
(用語参照)を締結させられていた。普通、原告側弁護士はこのような守秘契約の締結を嫌うけれども、企業被告側が示談の条件として要求して来るので締結を避けられなかったりする。しかしクーパーは、「ここからが守秘の部分」と言いつつ、おそらくは何百人もの人々にしゃべったに違いない話をしてくれた。
それによれば、グレート・ベネフィット保険会社に対する、被保険者たる消費者からの保険金支払の請求(クレーム)は、まず、クレーム部門の「ハンドラー」(handler)と呼ばれる、保険会社の中でも最も低レベル・低所得従業員のところに回される。保険会社の中でクレーム部門やアンダーライター部門などは日の当たらない部署で、最もエリートなのは集めた金の投資・運用部門である。... とにかく、ハンドラーははまず、消費者からの請求を拒絶する通知を発出し、過去5年分の医療記録を提出するように求める。それを得てからハンドラーは消費者に対し、「さらなる調査を行なっている間はお支払できません」という手紙を出す。そしてハンドラーは、当該クレームに関するファイルをアンダーライター部門に回す。アンダーライター部門はクレーム部門に対して、「支払って良い」と云われるまでは支払ってはならない、と命じる。その後、両部門の間では、保険証券約款の文言の解釈を巡ってあーでもない、こーでもない、という争いが続き、メモが両部門の間で飛び交うのである。おかしなことに、両部門とも同じビルの中に居るのに、互いに一度も顔を見たことがなく、いがみ合うようにわざと仕組まれている。この段階でほとんどの消費者は請求を諦めてしまう。不満な消費者が弁護士に相談する確率jは、25個の請求に対して一件の割合に過ぎない。
さらにクーパーはグレート・ベネフィット社の「からくり」を次のように教えてくれた。すなわち、この点に関するベイラーからの開示要求に対して同社はまだ回答してくれていないのだが、同社が消費者らに売り付けている保険証券の数は、クーパーによれば、年間十万件に登る。その内、実際に保険金が請求される率を、保険業界の平均値と仮定すると、十分の一となって、年間のクレーム数が一万件になる。ここでたとえばグレート・ベネフィット社がこの請求の半数を拒絶したとすれば、年間五千件が拒絶されることになる。クレームによる保険金の支払額の平均は一件当たり1万ドルだから、五千件×1万ドル=5千万ドルになる。これに、たとえばまったくのあてずっぽではあるが、訴訟の示談費用や弁護士費用として年間1千万ドル掛かったとしても、本来ならば支払うべき保険金よりも四千万ドルもの支払を浮かせることができる。そしてこのように、四千万ドルを不当に支払い拒否して浮かせた翌年には、[この悪事がバレないように]きちんと支払いをする。きちんと支払いをした年の次にはまた不当に四千万ドルを浮かせる。このように一年おきに不当に保険金支払を浮かせれば、相当な金額を搾取することができるという訳である。
驚くべきスキームではあるけれども、まだクーパーにはこれを証明できないという話だった。最後にクーパーは、[企業を訴える原告側の]弁護士グループに参加するように勧誘し
(用語参照)、ブラック事件についてベイラーがクーパーと連絡を取り合うように求めてくれた。
一月の中頃には、裁判所において「プリ・トライアル会議」
(用語参照)が開かれ、両当事者が裁判所命令の案を提出し、最終的な裁判所命令がトライアル進行の枠組みを形成することになる
(用語参照)。ドラモンドは、会議の席上、再び示談を申し出てくるのだが、ベイラーはこれに応ぜず、次のように言うのだった。
"Blacks care nothing about settling. She
does not want a dime. She wants blood."
プリ・トライアル会議の後半に於いて判事キプラーは、陪審員の候補者92人分
(用語参照)の氏名をリストアップした書面を原告・被告の双方に手交し、両当事者はこれらの候補者の分析をし始めるのだった。ベイラーは92名の候補者全員の概要を調べさせた上で、黒人の陪審員ならば同情を得ることができると分析し
(用語参照)、好ましい陪審員候補者とそうではない者とを分類し頭に叩き込む。陪審員選別会議に於いて、有利な陪審員を選別するための準備であった。ドラモント側ももちろん準備をしているに違いない。豊富な資金を利用して、心理学や人間行動学などの素養を有する高額な陪審コンサルタントを雇い入れ、被告にとって望ましい陪審候補者を決めているに違いないと推察された。 資金面に於いて陪審員選抜会議の準備上劣勢に立たされるベイラーは、一つの秘策を思い付く。ドラモント側がベイラーの電話を盗聴していることを利用して、わざと陪審候補者に関する偽情報を電話で聞かせて、被告側を罠にはめようというのである。かくしてベイラーはわざとデックに公衆電話から事務所向けに電話をさせて会話する。会話の中では、ベイラーが実は敬遠したいと望んでいる陪審候補者名を挙げて彼らがさも原告にとって有利な候補者であるかのごとき話をさせ、しかも、そのような有利だと思っているとして名を挙げた候補者たちにデックが接触して抱き込み工作をしているかのごとき話もしたのだった。法職者倫理規程上、弁護士は陪審員に法廷審理以外の場で接触することが禁じられ
(用語参照)ており、だからこそベイラーがわざとその倫理規程違反な行為をしているかのような嘘を電話でドラモントに盗聴させて、陪審員選抜を結果的に有利に進めようと企んだ訳である。
陪審員選抜会議の席上、まず、企業のエグゼクティヴである陪審候補5名の中、実に4名までもが陪審を勤められないと申し立て、判事によって免除を許された
(用語参照)。ドラモンドら被告弁護団は、案の定、ベイラーらが倫理規程に反して陪審員候補者らと接触していると思い込んでいるかのようだった。、その証左に、陪審候補者たちに対していきなり、ベイラーたちと接触した陪審候補者は申し出るようにと糾弾するのだった。いきなりの糾弾に対してベイラーは
"Objection, Your Honor!"
(用語参照)
と申し立て、判事はこう応えるのだった。
"Sustained."
(用語参照)
と。
かかる糾弾的尋問が適切か否かを巡り、両弁護士は判事室に呼ばれて口論になる
(用語参照)。ドラモンドは、ベイラー側が陪審員と接触したという確証があると主張し、判事はその証拠を見せなさいと命じるが、ドラモンドはそれが守秘の対象なので明かせられないの一点張り。結局は、具体的に質問をしてみたい陪審員が居るとドラモンドが主張し、ベイラーはどうぞと云うので、判事は質問を許す裁定を下す。そしてドラモンドは案の定、ベイラーが盗聴されていた電話の中で接触した振りをした陪審員候補者のポーター氏に対し、糾弾する質問を浴びせ掛け始めるのだった。痛くもない腹を探られたポーター氏は激昂し、他の陪審員候補者も皆、ドラモンドに対してネガティヴな印象を抱くのだった。
このようにしてドラモンドは見事にベイラーの計略にはまり、ポーター氏は陪審候補者から免除され、他にもベイラーが盗聴されていた電話の中で接触したかに見せかけた、実はベイラーにとって好ましくない候補者の全てに対しドラモンドは忌避を申し立ててくれた。結局選ばれた陪審員は、ベイラーにとって理想に近い構成になる
(用語参照)。六名の黒人女性、しかもすべてが母親。一人の黒人男性。一人の大卒。身体障害者の元トラック運転手。三名の白人男性だがその内の二名は組合員で、残る一人もブラック家から四ブロックしか離れていないところに住んでいる。そして白人女性で有名な不動産業者の妻。この陪審員は避けたかったけれども入ってしまったが、いずれにせよ[hok補欠を除く]十二名の陪審員の内の九名までの賛成を得れば勝訴できる。
被告席に居るドラモンド率いる弁護団とヅレート・ベネフィット社の面々を眺めると、悲壮な感じがうかがわれた --- 被告側は「腐った」事実を基に防御しなければならず、陪審員は原告有利な構成で判事も原告寄り。加えて彼らのスターであったドラモンドが、陪審員の受けを悪くするという失態を犯してしまったのだ。
ところでトライアルが始まろうとしたあるとき、不審な退社をしてデポジションを採れなかったグレート・ベネフィット社の元クレーム係の女性、ジャッキー・レマンシクの身元が分かる情報がベイラーの基に入る
(用語参照)。驚くことにジャッキーは、グレート・ベネフィットの職場で上司たちからセクシャル・ハラスメントを受けていて、あるとき[デポジションの直前に]理由も無く解雇されていた。彼女は、ある雇用法専門の弁護士のところに相談に行き、その弁護士がジャッキーをベイラーに照会してくれたのだった。グレート・ベネフィット社におけるジャッキーの昇進も降格も、彼女が上司と寝るか否か次第に懸かっていた。彼女はクレーム部門の女性職員の最上位である、上級クレーム調査員にまで昇進したけれども、同部の部門長であるエベレット・ルフキンとの間の関係を断った途端に降格となったこともあった。クレーム部門の部門長と寝ていたとは、きっと沢山の訴訟のネタを持っているに違いない、と彼女の依頼を受けた雇用問題弁護士は云っていた。ベイラーが実際に彼女とコンタクトしてみると、上司たちと寝たくなどなかったけれども離婚して二人の子供を抱える身としては逃れられなかった、と彼女は云うのだった。
トライアルのはじまる寸前、判事室で開かれた会議の席上、ベイラーは示談を申し出る。請求金額は1.2百万ドル(約一億二千万円@$1=\100)である。ドラモンドはこれを退け、以前被告側が申し出た二十万ドル(約二千万円)での示談しかオファーしなかった。こうして示談交渉が不調に終わり、いよいよトライアルに突入する。
まず初めにベイラーが冒頭陳述を始めた
(用語参照)。ブラック家は毎週、遅滞なく健康保険料を納め続けた。ダニー・レイ・ブラックが病にかかり、保険の適用があるにもかかわらず治療費が支払われなかった。陪審の皆さんはこの法廷でダニー・レイを死に追いやったことに対する罰を加えて欲しい。罰として、懲罰賠償を認定して欲しい。グレート・ベネフィット社は保険料を徴収し、かつ支払いを拒むことで巨万の利益を上げていたのだから、巨額な懲罰賠償を認定して罰するのだ。 ...と、legal padをたまに眺めながらのベイラーの冒頭陳述は
(用語参照)、よどみなく終わった。
これに対するドラモンドの冒頭陳述が始まった。保険証券を手に持って振りかざしながら、これが問題の保険です、この保険は移植手術には適用されません、骨髄移植にも適用されないのです、ブラック家は毎週18ドルの保険料を支払いましたが、この保険はダニー・レイの病気の治療には適用されないのです、ダニー・レイは死にましたが私の依頼人にとってこれは生き死にの問題ではなくて保険の適用対象外ということに過ぎないのです、それなのに原告は二千万ドルの治療費を要求しています、加えて、10百万ドル(約10億円)もの金を追加的に要求しているのです、これを原告らは懲罰賠償と呼びますが、私はそれを欲深と呼びます!と弁論した。問題の保険証券上の文言では、確かに、あらゆる臓器の移植手術が対象外にされていたけれども、特に「骨髄」の移植を除外していた訳ではなかった。そしてロイバーグ教授が入手してくれた最近の保険証券では、わざわざ「骨髄」移植を明記して適用除外にしているのだった。
冒頭陳述に続いて、原告側の立証段階に入り
(用語参照)、ベイラーはまずドットを証人席に座らせて尋問を始めた。保険に加入した経緯や、毎回欠かさず保険料を支払ってきたこと、そして、何回も治療費の支払をお願いしたのに毎回拒絶された手紙を何通もドットが紹介した。そして、ブラック一家が何回も支払を請求するので会社側が遂に一家のことを「stupid」扱いした問題のレターを読み上げる段に至ると、被告席のドラモンドや会社側の面々が床を見つめ始めてしまった
(用語参照)。ドットにに対する反対尋問においてドラモンドは、彼女が賠償額としていくらを求めているかを訊ねる。欲深ゆえに企業から大金を巻き上げようとしているという印象を陪審員に与えようと試みているのだ。実際、懲罰賠償を含めていくらを請求しているのかを知らないドットは、ドラモンドにいくらかを訊ね返し、ドラモンドは得意そうに「10百万ドル」と応える。するとドットの反応は、「それぽっちなの?」であった。驚くドラモンドは何故そう思うのかと訊ねると、ドットは言うのであった。「あなたの依頼人は私の息子を殺しておきながら、そんな小額しか請求されていないんですか、私はもっと請求されるべきだと思いますよ」と。ひるんだドラモンドはあせって訊いてしまう
(用語参照)。「そんなに大金を一体何に使うつもりなんですか」と。ドットは応える。「全米白血病協会に全額寄付するつもりです。そんな汚いお金なんて一銭たりとも欲しくないんですから」と。機転の利いたドットの証言に不意を突かれたドラモンドは、思わず立っていられなくなりそうなほど衝撃を受けるのだった。
原告側の次の証人は、ドクター・ウオルター・コードだった。コードは、実際にダニー・レイを診察したばかりか、名門大学院で医学を修めたばかりか、地元出身者なので有利な鑑定証人
(用語参照)である。ドクター・コードは、骨髄手術によって白血病も治癒が可能であること、ダニー・レイの双子の兄弟のテストもやったところレイに移植が可能であることが確認できたこと、そして、治療費さえ支払われれば手術によってダニー・レイが死なずに済んだはずであること、などを証言した。
ベイラーが次に呼んだ証人は、エベレット・ルフキンだった。ジャッキー・レマンシクにセクシャル・ハラスメントなセックスを強要していたクレーム部門の長である。ベイラーは、彼がクレーム部門を掌握する責任者であることを証言させた後、ドットが受け取った数々の支払拒絶レターを読ませ、最後にあの「stupid」レターも読ませた。しかしルフキンは、ドラモンドによる証言訓練をしっかり受けていたおかげで、このレターに関する言い訳を準備していた、これは、末端の職員がミスで出したレターに過ぎない、こんなレターが出されたことを知ったグレート・ベネフィット社は、今、申し訳ないと思っている、と。 ベイラーは証人尋問の矛先を変えて、ルフキンがジャッキーを知っているかを訊ねる。ルフキンは応えて彼女は部下に過ぎない、彼女が辞職したのは個人的な理由で辞めたと辞表に書いてあることしか知らない、自分は結婚して大きな子供も二人居る、云々。ここまで言わせといてベイラーは、ジェッキーが翌日証言席に座ってくれるという「隠したま」(surprise)を出さないでいた。 ベイラーの質問はクレーム・ハンドリングのマニュアルに移る。クレーム部門とアンダーライター部門とが互いに請求を拒否し合うように仕組むことで請求者を諦めさせる例のスキームが実施されるようなマニュアルである。そのスキームはマニュアルのセクション「U」という部分に書かれてあることをベイラーは、クリスマス休暇中に協力を得た、グレート・ベネフィットから大金の示談額を勝ち得た訴訟弁護士から聞いて知っていた。しかしグレート・ベネフィット社はベイラーに対する開示手続の中で、セクション「U」を抜き取ったマニュアルを開示してきたのだった。すなわち証拠の改竄である。このマニュアルに関するベイラーの質問は、いきなりこう始まった。「このマニュアルの中のセクション"U"はどこにありますか?」と。セクションUを削除して開示した事実を知っているという意味のこの質問に、グレートベネフィット社側のin-house counsel
(用語参照)は驚きの色を隠さない。ドラモンドの後ろに座っていた彼、ジャック・アンダーホールは、
"His eys close. His head falls foward,
then he leans his elbows, staring at the floor."
という有り様だった。証人のルフキンの方も、バツの悪さゆえにこんな態度を示すのだった。
"He actually takes the manual, and flips
trhough it again. At this crucial moment, I'm sure he'd sell his childre if a miraclle somehow could happen, and a nice,
neat Section U materialized."
そしてルフキンが、「U」がないのはおそらく社内の誰かの手違いに違いない、と苦しい言い訳をした上で、こういう態度を採るのだった。
"He stares blankly at the floor."
(用語参照)
「U」も含まれたマニュアルの完全セットをルフキンが起案したのかというベイラーの問いに対しルフキンが知らないと応えると、ルフキンはクレーム部門の長であったのではないか、とベイラーが責めたてる。するとルフキンは、またまたこういう態度を採った。
"He's staring at the floor again, hoping I'll go away."
そしてネイラーは、問題のセクション「U」の第一段落と第三段落についての質問を始める。第一段落は、すべてのクレームはとりあえず支払拒否するように命じており、第三段落は五千ドルを越えるクレームをいアンダーライター部門に回して、支払請求者に対しては検討中には支払ができない旨を通知するように命じていた。もし弁護士た訴訟沙汰になりそうになると、即座に管理職がそのクレームを取り上げて善処するようにも命じられていた。 ベイラーはこれらのマニュアルの問題部分をルフキンに音読させた。ベイラーは質問を向ける際にはできるだけ「このscheme(企み)」という文言を使った
(用語参照)。
ベイラーは、問題の1991年に拒絶されたクレーム件数を質問した。これは、ベイラーからの開示要求に応じてグレート・ベネフィット者が既に提出していなけらばならないはずの情報だったけれども、グレート・ベネフィット社は未だに開示して来ないものである。ルフキンがこのベイラーの質問に対して不知を唱えると、キプラー判事は怒ってこう言うのだった。この情報は2週間前までにベイラー氏に知らされているべきな情報である。それなのにこの開示要求に応じない被告は、法廷侮辱罪
(用語参照)を犯している(Your clinet is in
contempt of court.)。そして判事は、証人控え室に控えていたグレート・ベネフィット社のCEOを呼び付けて、法廷侮辱罪の罰として、CEOが留置場に留置されるか、あるいは、1万ドルの罰金として小切手を明日夕刻5時までにベイラーの手元にフェデックスするかのどちらかを選択するように命じ、CEOは(当然のことではあるが)罰金を選択するのだった。判事はさらに、ベイラーが求める情報を明日朝9時までに提出するように命じ、この期日をらない場合は一日毎に五千ドルの罰金を新たに科す旨を命じるのだった。
以下、「"レインメーカーの研究1の3"」に続く。
![]()
(未校閲)
(構築中)
用語解説
![]()
未校閲
![]()
Copyright (c) 2000-04 by Susumu Hirano. All rights reserved. 但し作成者の氏名&出典を明示して使用することは許諾します。 もっとも何時にても作成者の裁量によって許諾を撤回することができます。